先日インプラントの手術が終わりました。
これは術後のプランニングの写真です。
インプラント治療で大事になるのが、骨と歯の角度です。人の歯は奥歯は割と骨の真ん中に歯が生えている事もありますが、前歯は骨の唇側ギリギリに歯が生えている事が多いです。
インプラント治療の鉄則は骨に全ての面が埋もれている事ですので、骨のど真ん中にインプラントが植立していないといけない事実と、ヒトの前歯の生え方と矛盾している点があります。
そこで時代は進化していますので、CTと光学スキャナーを重ね合わせて術後の歯の位置と骨の位置をよく考え、プランニングして軸がブレないようにするサージカルステントを作成します。このサージカルステントを用いた手術様式をガイデッドサージェリーと呼びます。
私はこのガイデッドサージェリー(デジタルデンティストリー)の分野で様々な講演をしてきましたが、この分野は経験なくして成り立たないもよく知っています。
適応症というものがございますので、まずはフリーハンドで綺麗にインプラント手術ができる状態でテクノロジーを応用していくのが大事です。
サージカルステントを試適している状態です。
術中の写真です。
術後の写真です。
1本のインプラント治療から多数歯のインプラント、高度な前歯のインプラント治療まで幅広く経験値がありますので、インプラント治療でお悩みの方は志木駅前歯医者・コスモクリニックにご相談ください。
治療期間 | 4ヶ月 |
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費用 | 2,000,000円 |
治療後のリスク | 術後に痛みが出ることがある・術後に腫れることがある・かぶせものが割れたり、外れたりする可能性がある |
院長 川村英史