今日は、マウスピース矯正の症例についてご紹介します。
この症例は
『左上前歯が斜めに生えてる』
『下の歯並びのガタガタ』
が主訴(患者さんの最も直したいところ)
でした。
検査診断のもと、インビザライン(マウスピース)矯正にて治療を開始しました。
治療開始と治療終了時の写真です。
治療開始:2024年4月
上下歯列の叢生が認められます。
治療終了:2024年8月
非抜歯(歯を抜かないで並べる)。
叢生は解決し、歯列弓(U字のアーチ)もきれいに並んでいます。
マウスピース14枚。
保定期間:2024年9月〜
矯正後の歯列は不安定ですぐにうごいてしまいます。歯の裏側に保定装置を設置することで、治療によって得られた歯並びを保持することが可能です。
マウスピース矯正は、ワイヤーやブラケットがないため審美的に良好ですが24時間中22時間装着が必要ですので患者さんの協力もとても重要な治療です。
また、噛み合わせや主訴によって適応や期間、費用が変わりますので、まずは矯正相談からしていきましょう。その後、検査・診断と進みます。
今回の症例は、
期間:5ヶ月(症例によって異なります)
検査料:33000円
矯正装置料:385000円(症例によって異なります)
調整料:5500円
リスク:歯根吸収、歯肉退縮、知覚過敏、ブラックトライアングル、治療期間の延長、治療中の疼痛・発音のしにくさ・口内炎、後戻り、噛み合わせのずれ、適応外の場合がある、自己管理の徹底
上記については、症例によって異なる点がありますのでまずはご相談下さい。
歯科医師 横江絢子