今日は『はぎしり』についてお話しします。
周囲から睡眠中の歯軋りについて指摘されたことはありませんか?
または、集中してるとき上下の歯を噛み締めてることはありませんか?
私自身も、睡眠中に歯軋りや日中の食いしばりを経験したことがあります。
歯軋りの原因は、ストレス・歯並びの乱れ・噛み合わせ不良などが要因とされています。しかし、歯軋りの原因は明確ではありません。1つの原因だけでなく、複合的な要因の場合もあると考えられます。原因がはっきりとしていないため、歯軋りを治すのは難しいとされています。
歯軋り=ブラキシズムは3種類に分けられます。
①クレンチング:「ギュッ」上下の歯で強く噛み締める。
②グライディング:「ギリギリ」顎を左右に動かすことで、ギリギリと音が鳴る。
③タッピング:「カチカチ」上下の歯をリズミカルにぶつける。
歯軋りが長期的・継続的に続くと、
歯のすり減り
知覚過敏
被せ物が割れる
歯の根っこが割れる
顎関節の痛み
顎から音がする
顎の筋肉の疲労
などが生じることがあります。
志木駅前歯医者コスモクリニックでは、継続する歯軋りに対しては、診断のもと、予防的にマウスピース(ナイトガード)を製作しています。
技工所を介さず、院内で作成しているため迅速な対応が可能です。
以下写真はナイトガード作成中の過程です。
型取りおよび模型のトリミング
機械を使ってプレートを模型へプレスする
トリミングする
使用するプレートや主訴によって作成法は異なります。
はぎしり、顎関節症で不安なことがある方は志木駅前歯医者コスモクリニックへご相談下さい。
歯科医師 横江絢子