“顎が開けにくい”が主訴の患者さんです。
顎が開けにくい場合は、顎関節症・顔面領域の骨折・顎変形症・炎症・顎関節周囲の疾患(腫瘍)が疑われます。
レントゲン
左側(向かって右側)の顎関節(矢印)は、反対側の顎関節と比べ、細くわずかに変形などの写りの違いがあります。
口腔内写真
下顎が左側偏位し、鋏状咬合を呈しています。
今回は、顎関節症と、顎変形症(骨格由来の顎全体の異常)どちらも生じている可能性がありました。
顎変形症の場合、成長曲線が終わりを迎えたのちの外科的手術が適応となります。また、術前あるいは術後の矯正治療も行われます。
顎関節症のみの場合は、生活習慣の指導やスプリント療法が適応となります。
いずれの病態にしても、対応が必要となります。
最近、顎がカクカク・ジャリジャリ鳴るなどの顎の症状がある方でも志木駅前歯医者コスモクリニックへお越しください。