歯根端切除術
術前 術中 術後 術後1週間 これは歯根端切除術という外科処置の写真です。 CT上で歯根嚢胞という大きい根尖病変(根尖病巣)が、あり、歯茎が大きく腫れて来院されました。 根管治療をマイクロスコープとラバーダム下で行い、MTAセメント(世界で主流の粉末状のセメント)で仕上げをしました。 その後、骨に穴が空く規模の歯根嚢胞でしたので、歯根端切除術に入りました。 歯茎が下がらないような切開線で歯茎をめくり、中の病変を徹底的に取り除きました。 最後にまた縫合をしておしまいです。 根管治療はアメリカの専門医がマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)やラバーダム下で行なっても成功率は半分と言われています。 ガイドライン上では歯の中のアプローチの次は外科処置となります。 外科処置は ①歯根端切除術 ②意図的再植(意図的に歯を抜いて、病変を外で綺麗にして再度植える術式) ③抜歯 です。 今回は①を選択しましたが、適応を見極める事が大事です。 根管治療などの精密治療や、歯根端切除術などの外科治療、抜歯後のインプラント治療など、何かお困りの方は、志木に総合歯科クリニックの志木駅前歯医者・コスモクリニックにご相談ください。 治療期間 2日 費用 121,000円 治療後のリスク 治療後にしみることがある・治療中に痛みが出ることがある・痛みが引くのに少し時間がかかる 院長川村英史
2023.06.18